婚活に来ているイケメンはやっぱり怪しい!?一目惚れ→デートしてみた結果は・・・
こんにちは、なーです。ふらりと参加した婚活イベントで、「おっ!」と思うくらいのイケメンに出会ったら「なんでこの人がここに?」「どこか問題があるのでは」と怪しんでしまいませんか?今回は、わたしが実際に会ってデートしたイケメンのケースについて書きますね。
目次
出会いは婚活飲み会!ひと言も話ができなかったイケメンが最後に・・・
前回、婚活イベントでサイテーな既婚男に会った話を書きました。その中で、一瞬ながら夢中になったイケメンSEについて触れましたが、今回の主役がその彼です(笑)。
出会いは、半年ほど前に参加した婚活飲み会。参加者30人程度(男女15:15)で、数回の席替えがある合コン形式のイベントです。
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スタート時から、眉毛が凛々しいイケメンの存在には気が付いていました。「早く同じ席にならないかな」と期待して待つも、一向にその機会は訪れず・・・。「縁がなかったのね」と気持ちを切り替え、二次会に繰り出そうと出口に向かった瞬間、「突然すみません」と目の前に男性の姿が。
「今日はひと言も話ができなかったので、よろしければ今度あらためてお会いできませんか?」と男らしく声をかけてくれたのは、なんとあの眉毛キリッのイケメンではありませんか!!!
もちろん「はい!ぜひ」と二つ返事です(笑)。近々食事でも行きましょう、とLINEを交換してその日はサヨナラしました。
とんとん拍子!?LINEが盛り上がって金曜日に会うことに
二次会に参加するも、「彼も来れば良かったのに・・・」と若干モチベーションダウンのわたし。ふとスマホを見ると、「飲み過ぎてしまったので二次会は自粛しました。今度飲みに付き合ってください」と彼からLINEが!いっきにテンションが上がったのは言うまでもありません(笑)。
その晩、「二次会終わりましたか?」とLINEがあり、そこから密なラリーが始まりました。
仕事(彼の職業はSEさん)や職場、好きなお酒の話で盛り上がり、「近々飲みに行きましょう」「いつが良いですか」「では、今週の金曜日に」と、とんとん拍子で金曜日のデートが決まりました!
連休も一緒に過ごしたいね!なんて気分は早くもカップル(笑)
何度もLINEを送り合ううちに自然に打ち解け、気付けば敬語を使わなくなっていた2人。連休を間近に控え、話題は連休中の過ごし方に。
「お休みはどこか行くの?」
「うーん、なにして過ごそうかな」
「休み中も会えたらいいね」
「うん、お出かけしたいね」
「まだちゃんと話していないのにね(笑)」
そう、まだちゃんと話もしていないのにです(笑)。たった1度会っただけで、顔すらざっくりとしか覚えていないというのに。2人して先走って盛り上がっていたのですから、冷静になると笑ってしまいますよね。
印象的な出会いからビビッとなにかを感じた気がしていたし(一目惚れに近い)、なにより「この人が運命の相手でありますように」との願望がわたしの中に強くあったのだと思います。
40歳をいくつか超えて、婚活にも疲れ果てて。「どうかこの素敵なイケメンとこのまま順調にゴールまでいけますように」という切なる願いが・・・。
でも、なんであんなイケメンが婚活イベントに・・・?
ただね、ずっとモヤモヤと疑問だったのが、なぜ彼が婚活イベントに参加していたのかということ。
ほんの一瞬話しただけで正確に覚えているわけではないけれど、眉毛がキリッと凛々しいイケメンで、イベント会場でもダントツで輝いていたことは覚えています(わたしの主観ですがw)。
初対面の対応はすごく男らしかったし、仕事はSEですし、密なLINEのやりとりから優しくチャーミングな男性であることもわかります。
だから、なんでそんなイケメンのイイ男が婚活イベントに参加していたのか不思議でならないのです。ふつうにモテそうだし、彼女がいないほうが不思議なくらいで・・・。
いや、イケメンだからって常に必ず彼女がいるとは限らない。別れたばかりかもしれないし、職業柄、なかなか出会いがないのかもしれないし。うん、きっとそうだ。先日がうれし恥ずかし婚活初参加だったのかもしれない。。
そんな風になんとか理由をつけて、なんとか自分を納得させたのでした。
ドキドキワクワクの待ち合わせ!に現れたのは・・・
わたしの好みに合わせ、クラフトビールのお店をチョイスしてくれたイケメンSE。当日はあいにくの雨でしたが、心晴れやかに待ち合わせ場所に向かいました。
人が多くなかなか遭遇できないでいると、後ろから「お疲れさまです」と声が。いっきに胸が高鳴り、ドキドキしながら振り返ります!
待ちに待った再会、あなたはきっとわたしの運命の人~!
・・・ん?
うんめいのひ、と・・・?
もうね、おもいっきり「・・・」が顔に出てしまったと思います。
「行きましょうか」「はい」と言葉を交わしつつ、心の中では(なんか違う、なにかが違う)と「?」が並びまくりです。
顔は記憶どおりでした。眉毛がキリッとした凛々しいイケメン。思っていた以上に背が高く、外見は間違いなくハイレベル。
ただ、なんというのでしょう。全体的に疲れているというか、ネガティブなオーラが漂っているというか。。
使い古してくたびれた靴とバックに不安がよぎる・・・
まず気になったのが、履き古した感が半端ない靴。年季が入っているというより、汚れてくたびれているという感じで・・・。手には、同じくクタッと疲れた様子のバッグが提げられています。
よく「男を見るなら足元を見ろ」「仕事ができる・できないは靴でわかる」などと言いますが、本当にそうですね。その人のこだわりやセンス、品性、性格すべてが表れますから。
ふだんはそこまで他人の靴を気にしないわたしですが、イケメンSEのくたびれた靴を目にした瞬間、それまで抱いていた期待やときめきがガラガラと崩れ、いっきに気持ちがクールダウンしていくのを止められませんでした。
※あくまでも、わたしから見た印象です。お気に入りの靴とバッグを長年愛用し続けているだけなのかもしれません。。
気まずい移動からのうれし楽しいビールデート♪
目的の店まではかなり距離があり、これがもう驚くほど会話が続きません・・・。早足でスタスタと歩くイケメンSE。こちらに目を合わせようともせず、先へ先へと進んでいきます。
「お店はどのあたりですか?」
「ビール楽しみですね」
さすがに会話をしなければと一生懸命話題を振るも、思うような反応は得られず・・・。
そもそも横ではなく、縦に並んで歩いている2人。会話が盛り上がるわけもありません。「大丈夫か、わたし・・・」と、この先の展開に不安が募るばかりです(汗)。
ようやく店に到着。いちばん奥のカウンター席に通されました。
「これがビールのメニューです。何からいきますか?」
初めてまともにわたしの目を見て話をしてくれたイケメンSE。堅さは残るものの、先ほどまでの無愛想な態度は和らいでいます。
(もしかして緊張していただけなのかな?)
悩んだ末に同じビールを頼み、楽しくフードメニューを選びます。
(うん、やっぱり待ち合わせの時は緊張していたんだ。LINEであんなに盛り上がっていたんだもの、無愛想で感じが悪い男性のはずがない・・)
お酒も進み、敬語から軽口を交えたフレンドリーな会話へと変わってきます。あまりお酒が強くないと聞いていたけれど、ほぼわたしと同じペースでおかわりをしているイケメンSE。なんだ、ぜんぜん強いじゃない!
ネガティブオーラ全開。怒涛の愚痴トークが始まる・・
空気が変わったのは住んでいる場所を聞いたあたりから。埼玉県に住んでいるとしか言わないイケメンSEに、埼玉のどのあたりなのかを掘り下げて聞いたわたし。
どうやら埼玉のマイナーなエリアらしく、ご家庭の事情から現在は実家に住んでいるとのこと。話を聞いて家族想いの方なんだと思いましたが、こちらが掘り下げて聞くまであやふやに濁そうとした点は気になりました。
さらにお酒は進み、仕事の話題へ。常駐先で進めていたプロジェクトが中止になってしまったと語るイケメンSE。わたしもやりがいのある仕事の終了を余儀なくされた経験があるので、悔しさを共有し、熱心に相槌を打ちながら話を聞いていました。
が、共感したのも束の間。話はみるみるティブさを増し、怒涛の愚痴トークが始まったのです。頓挫したプロジェクトの話に始まり、常駐先の会社に対する不平不満、一緒にはたらく部下への罵り・・・etc。
ただでさえ、他人の愚痴を聞くのはしんどい。悪感情は空気を悪くし、聞いているこちらまで嫌な気分になってしまうから。家族や恋人、友人など大切な人だからこそ、いくらでも親身になって話を聞けるしアドバイスもできるというものではないでしょうか。
いくら一目惚れに近い出会いであっても、たった2回会っただけの男性です。感情的に部下の愚痴を言い続けるイケメンSEに、ほとほと嫌気がさしてしまいました。
気まずさMAX!あっという間にスピードお開き
婚活会場で輝いて見えたイケメンフェイスも、いまや歪んでやさぐれた中年サラリーマンにしか見えません。待ち合わせ場所で感じたネガティブオーラはこれだったんだ、と合点がいきましたね。
あまりに一方的な言い分に「その人にも事情があるんじゃないの?」と口を挟んでしまってからの展開といったら!イケメンSEの表情はみるみる険しさを増し、さらに過激に愚痴がヒートアップ。楽しさなんて一切吹き飛んで、ただただ気まずい時間が流れていきました。
当然の成り行きで、通常ではあり得ない時間(22時前)でスピードお開きに。超速でお会計を済ませ、「いいです」とこちらの支払いを突っぱねたイケメンSE。もうヤケクソ感フルスロットルです。ぞんざいにくたびれたバッグを掴む姿を見て、無性に物悲しい気持ちになってしまいました。。
行き以上に気まずい雰囲気で、ほとんど言葉を交わすことなく駅まで歩いた2人。別れ際に「ご馳走さまでした」とお礼を伝えたわたしに、返事も返さず改札に消えていったイケメンSE。あまりの無礼さにドン引きし、煮えたぎる怒りをなんとか抑え近くの喫煙エリアに駆け込んだのはしょっぱ過ぎる思い出です(笑)。
後日談
翌日、「昨日はありがとうございました」とLINEを送るもしれっと既読スルー。どこまで幼稚な奴なんだと、つくづく自分の男を見る目の無さに呆れ果ててしまいました。
もちろん、また会いたいなんて気持ちはこれっぽっちもありません。食事をご馳走になってお礼を伝えるのは常識ですし、万が一どこかの婚活会場で出くわしたときに気まずい思いをしないで済むように、最低限の大人のマナーとしてLINEを送ったのです。それを既読スルーするだなんて。社交性のなさがもろバレですよね(前夜の言動でとっくに露呈済みですが)。
で、案の定、友だちと一緒に参加した婚活飲み会で遭遇したのです、イケメンSEと。
わたしもすぐに気づいたし、向こうも同じだと思います。何度目かの席替えで同じテーブルになると、「先日はどうも」と気取った様子で挨拶してきました。こちらもサラッと言葉を返し、お互いに別の異性と話をしてなんとか場をやり過ごしました。もうね、大人の男を装って、明るく爽やかに会話をしている姿が滑稽で滑稽でwww。
さらに翌日。単独で別のイベントに参加していた友だちから、「また例のイケメンSEが婚活に来ていたよ」とのLINEが。どうやら2日続けて婚活に精を出していた模様です(笑)。
パッと見は文句なく凛々しいイケメン。1回目のデートはなんなく約束を取り付けられるでしょう。問題は2回目以降。あのネガティブで歪んだ愚痴トークに懲りずに付き合ってくれる女性は、なかなか見つからないのではないでしょうか。。
おわりに
婚活に来ているイケメンすべてがワケありだと疑うつもりはありません。ただ、わたしのように「外見がいいから」と中身を知りもせずにのぼせ上がってしまうのは要注意(こんなバカみたいな女、なかなかいないですねw)。
人となりもバックボーンもよく知らずに出会う婚活イベントだけに、第一印象はとっても大事。けれど、その後のフィーリングがさらに重要なんだとつくづく実感させられた一件でした。
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